ミニライブ、サイン会
今日は某所でミニライブとサイン会のPAをやってきた。
カノンさんと松ヶ下さんというアーティストさんだ。
二人ともエレピだけの一人で弾き語り。
正直このパターンが一番PAをやるのにつらい。
エレピは生ピにくらべたらやっぱり表現力、とか声の
包容力にかけるというか、うまく言えないけど。
生ピのほうがPA的には自然な音で聞いている人に
十分なボリュームで聞かせることは難しいのだが、、。
いいわけをすればこっちも少ない機材で条件の悪い
場所、そのなかでエレピと声だけという少ない素材
だとひじょーーにつらかった(いつものことだけど)。
まえのクミコさんのときは生ピプラス歌だったのだが
今回ほどつらくは感じなかった。
結論を言わせてもらえばエレピは表現力に欠いてしまう、ということか。
ふーん、日記を書くとおもいもよらず言いたい事がまとまることもあるんだね。
それはともかく、条件の悪い中で歌っていただいたお二方、お疲れ様でした。
一日だけのしかも1ステージ5曲程度、リハもほぼぶっつけ本番でしたが、最後に「おつかれさまでした」と
いってもらえるだけで、「ああ、今日も何とかなった。よかった」と私は思えるのです。
同時に歌うそばから消えていくPAの難しさと、いくつもの反省、そして少々の充足感が私にはたまらないのです。充足感はその日の失敗、反省の数にはんひれいするわけですが、、、。
#ま、たいしてこのページを見ている人はおらんだろうし、本人、スタッフ関連の方が気づくことも無いだろうのでこれくらいのことは書いてもいいかなーー?
もし、関係者が読まれて問題ありましたらご連絡ください即刻この文書を消し去ります。
info@nakaj.netまで。
クミコ、ミニライブ
COREBlogが日付を指定して書き込めるようになったので過去のことで忘れたくないことを記しておこう。
クミコさんのミニライブ、某所にて。
わたしはTVを見ないので非常に疎いわけなんですが
「聞くものすべてが涙する」というようなキャッチで今話題の方だったそうだ。
PAをやるまえにサンプルをすこし聞かせてもらって「あ、やばいな、俺はまっちゃうな」という予感があった。
もともとシャンソン畑の方だったそうで再デビューのような形をとったらしい。
ようは超ベテランさんなんですね。
なんといっても「石像になりたくて、、、」という歌詞の歌は最高でした。
PAやりながらその歌に感動できるというのは本当にこの上ない幸せを感じるときでもあります。
だからひとつの失敗が本当に悔やまれる、、、。
PAはその場限り、見に来る人も歌う人もその一瞬だけ、猛反省とPAの基本にまた立ち返された一日でした。
#あーサンプルのCD欲しかった。やっぱ買っちゃおうかなー。
Tulip
昨日TulipのLiveをTVで放映していました。
デビュー30周年のLiveツアーらしい。私自身、Tulipは年代がすこしずれているので知っている曲は「WakeUp」、「青春の影」、「心の旅」、「サボテンの花」位しか知らない。
なのになぜ日記に書こうかと思ったかというと私はその昔佐田企画関連の Liveスタッフをやっていて、ちょっと財津和夫さんの思い出があるのだ。
さだまさしさんは毎年8月に故郷の長崎、稲狭山で野外コンサートをやる。何年前かのこのコンサートで財津和夫さんがゲストだった。あれは一つ屋根の下とかいうドラマがはやった年でその主題歌が「サボテンの花」だった。
ドラマの人気と共に主題歌も売れ、だいぶこのころフォークリバイバルブームだったと思う。
コンサートを何度か経験の方はご存知だと思うが、たまにオープニングアクト、悪く言えば前座っていうやつで、目的のアーティストとは別のバンド、歌手のギグを聞いたことがあると思う。前座のバンドを見ているときの客の反応は大概「はやく目的の物を見せろ、」としらけ気味のものだ。
もちろん佐田さんのコンサートのゲストできた財津和夫さんはフォーク界の大御所。そんなものと比べてはいけないが見ている客にはやはりゲストに対して他人行儀なものだ。スタッフもやはり同じですこし他人行儀。
とくに財津和夫さんはほぼ単身で(記憶が確かでないのだが、キーボディストとローディー1人だった)乗り込んできた。
いざ、リハーサルのときもスタッフの態度はちょっと冷たい。というよりツアースタッフというのは長年みんな一緒にいるのですこし排他的になっている、といったほうがいいのかもしれない。
リハで「サボテンの花」をやっていた。打ち込みとキーボード2台の演奏はなんとなくもの足りなく、また財津さんの独特のやさしい雰囲気の歌声はいまいちしっくりこなかった。
スタッフ間でも口にこそ出さないが「財津和夫ってこんなものか」的なムードがあったと思う。(本当に失礼な話ですが他人の母屋を借りに行くときってコンサートでもそういう「闘い」的な雰囲気があるのです。私もなんども前座バンドと一緒に乗り込んだりしたので、特にスタッフはまさに母屋のスタッフと闘わないと仕事にならないのです)
そんな雰囲気の中の本番だった。今でも覚えている。何曲か歌ったあとのラストが「サボテンの花」だったとおもう。昨日のTVでもそうだったが優しい歌いくちだ。またちょっと単調さの繰り返しで少し長い。(ファンの人ごめんなさい)
私はステージ横からボーっと眺めていた。
何コーラス目だろう、そう、今また思い出した。
「この長い冬が終わる前に~」という何度目かのさびだ。
私は突然背筋が凍った。明らかに曲が激変した。
なんと言葉で表現すればいいのだろう?とにかくそのとき私を含めたスタッフも、会場全体も財津和夫の声に一瞬で呑まれたのだ。
ライブを何度かやっているとき少ない瞬間本当に会場全体が一体化することがある。まさにそれだった。
あきらかに財津さんの歌い口はあの独特の優しさではなかった。
それまでのキーボードを優しくなぜるような弾き方ではなく、全身で叩いていた。
財津さんになにかが去来していた。私はその姿になにかをみていた。
おそらくこの歌ができたときの情景を会場全体が本人と共有した瞬間だったのだと思う。
私はそのオーラを見ながらステージ横で震えていた。
こうやって今キーボードを叩きながらも手が震えるのを抑えられない。
そう歌詞すら今、また思い出した。
「この長い冬が、終わる前に何かを信じて生きよう、
何かを信じて生きていこう、この冬が終わる前に」(あっているだろうか?)
2003年2月27日記 Shinobu N Nakajima(いつか書きたいと思っていた)
ちょうど2年位前に書いたものを自分のblogに移しました。
http://sukima.ddo.jp/Plone/Members/sin240/DiaryFolder.2003-02-20.2729/Diary.2003-02-27.1558/newsitem_view
いつまでも間借りするのもご迷惑だと思い。
しかしコメントまでいつのまにかついていた。2年ぶりにチェックしてるんだからしるはずもなかったけど、コメントくださった方有難うございました。
赤い靴ジュニアコーラス
そごう横浜
「てぃんさぐぬはな」を歌ってた。
てぃんさぐぬはなやちみさちにすうみてぃ おやぬゆしごとや ちむにすみり
こないだやっぱりここでティンクティンクさんが歌っていて「ほうせんかの花は爪先に染めて親の言葉は心に染めなさい」と解説してくれた。沖縄の人は誰でも歌えますよって。
合唱隊が歌う言葉は沖縄弁で歌っているけどそのニュアンスは横浜育ちだから標準語(関東弁?)でティンクティンクさんが歌ったのとはまったく別物の響きがした。
合唱ではあの独特のこぶしはいれないしね。
こういうふうに出合うとまるで日本各地で一つの民謡がいろんな歌に変化していく、という過程を見ているようで楽しい。
興味深いのは合唱隊がフランス語の歌は1番はフランス語、2番は日本語訳で歌ったりしていたのが沖縄民謡コーナでは沖縄弁だけで歌った、ということだった。
沖縄民謡も1番は沖縄弁、2番は標準語でという作業も必要なんじゃないかな。
フランス語と同じくらい沖縄弁は難しいと思った。
6月25日_角聖子@そごう
プレリュード(バッハ)
パッヘルベルのカノン
赤とんぼ
星に願いを
チャイナローゼス(エンヤ)
夢見る人(フォスター)
エンヤがすごくよかったなー
お疲れ様でした
6月22日_鳥越さやか&パトリ ック・ヌジェ@そごう
鳥越さやか
パトリック・ヌゥジェ
ピアノ:豊島裕子
男と女
恋は水色
恋の病
風のささやき
マイ・ウェイ
行かないで
二回目の曲名しかわかりません。ごめんなさい。
お疲れ様でした
9月26日_スリータイトビー(three tight b)@そごう
曲目
かわらぬ愛を
存在
Don't Know Why (Norah Jones)
何をするために この世界に 生まれてきたんだろう
犬のお願い
お疲れ様でした。また来て下さい。
工藤慎太郎スペシャルライブ@そごう
お疲れ様でした
1回目
声をなくしても
Rhapsody In Summer
空白の月
シェフ
Message
2回目
なごり雪
Rhapsody In Summer
Squall
シェフ
Message
Amazing grace(アンコール)
SaxをケニーGサウンドにしてしまった。
またどこかで!
30超えたら
PAなど出来ないぞ、と若い頃は脅されたもんだ。
当時は自分の身長体重をはるかに超えるスピーカーをちょっとした現場では20、30と持っていかなければならなかったからだ。
今40近くなってみたらスピーカーははるかに軽くなり卓だってデジタルを使う勇気と金があれば相当肉体てきには楽だ。
デジタルスピーカーも実用的になるのもそう遠い日ではないかも知れない。そうなると今一番重量比が高いアンプまわりも超軽量化、というよりアンプの存在すら無くなるかも知れない。
などと5時の列車で現場に迎ながら寝ないようにつらつら戯言を書くのであった。