自転車1
ちょっとネタを
そのライブは新宿のたしかスペースゼロという小屋だった。前にも書いたように当時駆け出しの私は社内の先輩に苛められどうし。
いーかんPAなんかやになっていて、というか会社の人間関係にか、じっとり落ち込みながら現場をその日もこなしていた。トークバックで罵倒されたり、蹴られたり(ほらミキサーはフェーダー握ってるから^^;)、ま、散々な日々だった。今じゃ考えられんなー。
おっと話がそれた。
んで、本番直前舞台袖でマイクを本人に渡そうとしたとき、ワイヤレスだったんかな?とにかく本人のそばにいた。ギターのDr.Kことトクタケさんも側にいた、トクタケさんは当時アンのコマソンを弾いてて今みたいにアコギが人気がなかった時代に抜群のテクニックでアコギを弾いてて強烈に印象が残ってる。ほら覚えてない?ブルース調の曲で学生が1Kの部屋に座っててティッシュにクローズアップされてって最後に「あん、あ、あん」って歌が流れるそれだけの傑作なCM。
って、今日はよく脱線する。
えーっと、ともかく舞台袖で彼女のそばにいたわけ。で元気がない私をみて(余程私も落ち込みが激しかったのだろう)、彼女は私の腹にブロー一発。「うれゃ」ってね。
その日初めてあったスタッフに、しかも小汚ない3K現場のあんちゃん(私ね)を激励してくれたわけだ。
それは当時はなんて事なかったけど今になるとしみじみ、よかった、思える。バブル絶頂期に社会の底辺をはいずってた、そんな時ですから。
JRの券売機で前の人が子供料金で購入してた。大人がね。若い人だったけど。無銭乗車よりましだとは思う。
最近自動改札を強引にすり抜けて行く人をよく見掛ける。きっと友達には今月は幾ら節約した、など自慢したりするのだろう。
それを非難したいわけでなく、そういう行為を全面否定してはいない自分がいたり、社会があると思う。恥ずかしながら。私だけですか?そうかな。そうかも。
恥ずかしいと言う言葉も昔は美徳だった気がする。昔はね。今は恥ずかしがってたら損をする。という風潮じゃないかな。
変わってしまった社会はもう戻せないだろう。ガードをあげてすきあらばストレートを打っていかなければ、スズメも鷹として飛ばざる得ないのだろう。
一回目
風紋
特別試乗会
花冠
ピアニシモ
ゆびきりげんまん
二回目
風紋
Melody
雪のひとひら
ピアニシモ
花冠
お疲れ様でございました