桑田靖子で来てる人が意外に多い ので
ちょっとネタを
そのライブは新宿のたしかスペースゼロという小屋だった。前にも書いたように当時駆け出しの私は社内の先輩に苛められどうし。
いーかんPAなんかやになっていて、というか会社の人間関係にか、じっとり落ち込みながら現場をその日もこなしていた。トークバックで罵倒されたり、蹴られたり(ほらミキサーはフェーダー握ってるから^^;)、ま、散々な日々だった。今じゃ考えられんなー。
おっと話がそれた。
んで、本番直前舞台袖でマイクを本人に渡そうとしたとき、ワイヤレスだったんかな?とにかく本人のそばにいた。ギターのDr.Kことトクタケさんも側にいた、トクタケさんは当時アンのコマソンを弾いてて今みたいにアコギが人気がなかった時代に抜群のテクニックでアコギを弾いてて強烈に印象が残ってる。ほら覚えてない?ブルース調の曲で学生が1Kの部屋に座っててティッシュにクローズアップされてって最後に「あん、あ、あん」って歌が流れるそれだけの傑作なCM。
って、今日はよく脱線する。
えーっと、ともかく舞台袖で彼女のそばにいたわけ。で元気がない私をみて(余程私も落ち込みが激しかったのだろう)、彼女は私の腹にブロー一発。「うれゃ」ってね。
その日初めてあったスタッフに、しかも小汚ない3K現場のあんちゃん(私ね)を激励してくれたわけだ。
それは当時はなんて事なかったけど今になるとしみじみ、よかった、思える。バブル絶頂期に社会の底辺をはいずってた、そんな時ですから。